活動報告

2015年2月5日

東京直結鉄道の誘致運動

 2月4日は、「立春」。豆まきもして、暦上は「春」なのですが、翌日の夕方、駅前商店街である「栗山商店街」から依頼されて、文字通りの「新春」講演会を開催しました。写真でもお判りのように、お題は、「東京直結鉄道誘致」でした。

 昨年は、茨城県議会議長を拝命していたために公務多忙でしたが、それでも数十回に及ぶ「県政報告会」を開催して、この地域の抱える現在、将来の問題についてお話をしてきました。このサイトをご覧になって下さっている皆さんならご存知のお話をしてきたわけですが、なかでも、「人口減少」を大きな問題として挙げて参りました。

野田市までの地下鉄8号線延伸促進運動1月18日開催の総決起集会。
こちらは、野田市までの地下鉄8号線延伸促進運動。
野田市から下妻、筑西までの「更なる」延伸運動が、
このサイトでいう「東京直結鉄道誘致運動」です。

 「都市への人口流出が、地方自治体の消滅につながる」ということなのですが、その基本的な対策として「東京直結鉄道」誘致を挙げております。
直近の対策としては、下妻市内工業団地への企業誘致、関連したインフラ整備をして参りましたが、将来を考えた対策としては、この「東京直結鉄道」は、外せない、と考えております。

 鉄道を持って来て、「都会という働く環境」と「住環境」が、時間的に近くなれば、何も都会に住む必要はなくなり、「つくばエクスプレス」沿線の様に、この県西地域にもたくさんの人々が移り住んでくれるだろう、と考えております。
なぜ「人口流出か」と言えば、それは、やはり「働くところがない」からで、距離的には少し離れていても、時間的に問題がなければ、仕事を離れた住環境としては、この県西地区は、「都会」よりも勝っているから、「人口流出問題」の解決になる、と考えているのです。
 「鉄道誘致」、しかも「地下鉄八号線」を下妻に持ってくる、「そんな夢のような話を」とお思いの方もいらっしゃるかも知りませんが、下妻市の人口動向を調べてみれば、やがては「消滅自治体の仲間入り」をすることは、「夢ではない現実」だ、と言うことがわかります。
 また、「自分たちの生きている間は」という考えもありますが、自分の住んでいる地域が、そんな状態になることを、何もせずにいるということは、私にはできません。子や孫に郷土の荒廃を残すことを容認することはできません。皆さんも、そう思いませんか。

 と言って、すぐに実現できるものでもないことも、確かです。
この3月開通の「北陸新幹線」は、1965年に金沢市の体育館で開催された「一日内閣」で市民から出された要望が発端だと言われています。これが国の計画に組み込まれて開通の運びになるには、それから実に半世紀を経ているのです。
それを思えば、本誘致運動は、始めてからまだ三年、先の長いお話であることも確かなのです。

 昨年から、茨城県と関連市町村が2000万円の予算で、「誘致のための調査」を始めていて、今年は、その結果が出ることになっています。財政状態の厳しい昨今、国は、「費用対効果」ということを厳しく見ます。この考えからすると、現在の状態を考えて判断すると、「人はいないし、高齢化だし」ということになって、この計画は、「ボツ」になる可能性があります。

 しかし、それは違う、と私は考えます。
「鉄道を誘致した場合の費用対効果」を考えてほしいのです。もともと現状から見た将来の問題を考えての計画なのです。人がたくさんいて、通勤の足がないよ、ということとは違うのです。
 調査をして下さる方々には、その辺をよく考慮していただきたいと思います。

東京直結鉄道誘致に関わるお話をさせていただきました。新春講演会では、
東京直結鉄道誘致に関わるお話をさせていただきました。

 この新春講演会では、栗山商店街の方々に、こういうお話をさせていただきました。
みなさん、大変、興味深げに聞いて下さいましたが、実際、商店街の将来も、「人の賑わい」にかかっているのです。おそらく下妻市にとって、これは重要な問題なのだ、とご理解いただけたものと思います。

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2015年2月3日

節分祭(下妻神社で豆撒き)

 各季節の始まりの日の「前の日」を節分、と言うそうです。
ですから、各季節、つまり、「立春」・「立夏」・「立秋」・「立冬」のそれぞれの「前日」が「節分」、「季節を別ける日」と言うことになります。
「大寒」の最後の日にでもあるため、冬の寒さが最大の日、でもあります。

恒例、下妻神社での豆撒き。大寒最後の日、明日は「立春」です。季節の移り変わりが、速すぎるように感じます。恒例、下妻神社での豆撒き。
大寒最後の日、明日は「立春」です。
季節の移り変わりが、速すぎるように感じます。

「季節の変わり目には邪気(鬼)が生じる」ので、それを追い払うための「悪霊ばらいの行事」として、「豆まき」が執り行われるようになったと言われています。
この行事は、神社だけではなく、お寺でも行われていて、この場合、「節分会」と言うそうですが、やはり、国民的行事です。

今年も、こうしてご挨拶ができることに感謝をして、皆様の「福」を願いました。今年も、こうしてご挨拶ができることに感謝をして、
皆様の「福」を願いました。

「鬼は外、福は内」が一般的な「掛け声」になっておりますが、「鬼」と「福」は、みなさん、それぞれに違うのだと思います。
 私の場合、「鬼」は、「天変地異」や「人心」が人間に与える全ての「災い」で、「福」は、その「裏返し」のこと、になるのですが、昨年の「豆まき」では、その他に「県議会議員として、再び、この地域の役に立ちたい」ことを、「福」として願わずにはいられませんでした。
 そして、今年の「豆まき」では、皆様のおかげでかなえられた私の「福」が、皆様の「福」となれますようにと、「鬼は外、福は内」をさせていただきました。

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