2013年1月の活動index
- 1月20日
- 少年剣道大会 (下妻市長杯争奪少年剣道大会・村井登杯争奪少年剣道大会)
- 第59回文化財防火デー
- 1月19日
- 総上地区新年会(松岡公民館)
- 1月18日
- 千手観世音菩薩 御開帳(小野子町)
- 1月16日
- 下妻市新春の集い
- 1月13日
- 下妻市成人のつどい
- 下妻市消防出初式
- 1月12日
- 新年会 峯公民館
少年剣道大会 (下妻市長杯争奪少年剣道大会・村井登杯争奪少年剣道大会)
この日は、午前中に小野子町で「文化財防火デー」の防火訓練があって、それが終わってから大急ぎで下妻市立総合体育館に移動して「少年剣道大会」で御挨拶をしました。
下妻市長杯は、1994年(平成六年)から、村井登杯は、1986年(昭和61年)から毎年開催されている剣道大会です。元は、中学生大会だった村井登杯と、小学生大会だった下妻市長杯は、別日程開催だったのですが、現在は、大会名称を並存させて残しています。
さて、当日は、天気は良かったのですが、たいへん寒い日でした。板張りの体育館は、なおさらの冷え込みでしたが、みなさん、元気に素足で練習開始です。
六年後に開催される茨城国体では、参加者の皆さんがちょうど選手になる頃だと思いますので、代表に選ばれるように、一生懸命鍛錬を続けて下さい、また、本日は、寒いので良く準備運動をして、怪我のないように気をつけてください、と御挨拶をさせていただきました。
その後、元気いっぱいの選手宣誓に引き続いて、試合が開始されました。
なお、本大会の主催は、下妻市、下妻市教育委員会、下妻市剣道連盟、村井登顕彰会 で、後援は、下妻市体育協会、下妻地区剣道連盟、下妻市剣道教室後援会、下妻市小中学校体育連盟でした。
また、試合の結果は、次の通りでした。
中学生男子(団体) | |
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優勝 | 茗渓学園中 |
準優勝 | 並木中 |
第三位 | 総和中 水海道西中 |
中学生女子(団体) | |
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優勝 | 総和中 |
準優勝 | 茗渓学園中 |
第三位 | 結城中 下妻東部中 |
小学生団体 | |
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優勝 | 結城尚武館 |
準優勝 | 結城武道館 |
第三位 | 水海道剣道教室 総和剣道クラブ |
小学生個人 | |
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優勝 | 浅野 国士(雅剣志会) |
準優勝 | 横井 怜子(結城尚武館) |
第三位 | 宮本 蓮(大穂剣心会) 嶋田 航(雅剣志会) |
敢闘賞 | 木内 渉太(大穂剣心会) 鈴木 啓介(自燈剣道スポーツ少年団) 山口 海翔(青雲塾剣誠会) 篠崎 立成(自燈剣道スポーツ少年団) |
第59回文化財防火デー
前日の「千手観音菩薩 御開帳」に続いて、「第59回文化財防火デー」に参加してきました。
この、「文化財防火デー」は、昭和24年1月26日に、当時世界最古の木造建造物だった法隆寺の金堂が炎上して壁画が焼損したことから、文化庁が定めたものです。この日には、全国各地で文化財への火災を想定した防火訓練が行われています。
下妻市では、国指定文化財の大宝八幡宮本殿において毎年、実施されてきましたが、今年は、新たに県指定文化財の「木造十一面千手観音坐像」、別名、「小野子千手観音」についても実施することにしました。
これは、観音菩薩像が、小野子公民館に併設された観音堂に安置されているので、公民館及びその周辺からの出火の際、焼失にも繋がる恐れがあり、初期消火によりこれを防ぎたいが、そのためには、防火訓練に取り組むことが重要との、「小野子自治会」、「小野子観音堂・公民館運営委員会」の自主的な考えによります。
なお、主催は、「小野子自治会」、「小野子観音堂・公民館運営委員会」で、「下妻市教育委員会 生涯学習課」が主管しております。
さて、訓練は、早朝から開始されます。
小野子公民館付近で不審火発生の設定で「バケツリレー」「消火器による消火」「水栓からのホース接続による放水」訓練が行われますが、1月の早朝、寒さの中、町内会の皆さん、消防の皆さん、なかなか厳しいものがあります。
私は、自分も小野子町の住人の一人として、この訓練に参加させていただき、この文化財の継承を応援したい、と御挨拶をさせていただきました。
まずは、バケツリレーによる消火訓練です。
30人ほどが列を作ってバケツを順次送ってゆくのですが、簡単そうで慣れないとできない事がわかりました。
消火器訓練は、私は、下妻市の防災訓練に参加したことがありますが、それでもたまにしかしない訓練なので、思うようには行きません。町内会の方々も同じだったと思います。
最後に放水訓練を見ました。水栓から消防車のホースをくるくると延ばして数本接続し、掛け声を合わせて水栓から放水します。皆さんも良くテレビなどでご覧なる「ホースを担いで」の操作訓練が行われました。
町の文化財を自分たちの手で守ろうの意識が、今年初めての小野子町「文化財防火デー」として実現しました。「実施要領」も「防災マニュアル」も町内で立派に作り上げて、この訓練に望んだのですが、これは、なかなかできるものではないと思います。
今回は、「文化防災デー」としては、第59回目でしたが、「小野子町文化防災デー」としては、第一回目でした。既に何百年も鎮座まします「小野子町観音様」が、これからもずっと無事でいらっしゃるように、この訓練がずっと続きますようにと、願わずにいられません。
総上地区新年会(松岡公民館)
毎年、一月は、新年会へのお招きを受けることが多くなります。先週は、松岡公民館で行われた総上地区新年会に出席して新年の御挨拶をしてきました。松岡公民館、と言われても、お分かりにならないと思いますので、地図をお見せします。
このホームページの「これまでの活動履歴」の下にある「活動報告の検索ができます」に「くわばら様」と入力して検索していただくと、以前にも登場した公民館であることが分かります。
先週は、「峯公民館」のお話しをしましたが、下妻地区には、このような「公民館」が地区別にたくさんあって、こういう場所に機会があるたびに地区の皆さんが寄り合って親交を深めます。
昨年の政権交代が、今年、どのような展開になるかについてや、私の政策のひとつであります「経済活性化と雇用の確保」、その中でも「地域経済の活性化(雇用創出と企業誘致の促進)」が、現在、どのように進行中か、などについて、私なりに分かりやすく御説明し、年頭の御挨拶とさせていただきました。
千手観世音菩薩 御開帳(小野子町)
私の住む下妻市小野子町には、由緒ある「小野子の観音様」があって、茨城県の「文化財」になっています。茨城県指定文化財、下妻市指定文化財です。昨年は、八月の御開帳について概略をお話しました。(昨年八月の「活動報告」か「活動報告の検索」に「小野子町」と入力してみて下さい。)今回は、少し詳しくお話します。
この行事は、「小野子町自治会」と「小野子観音堂公民館運営委員会」が主催します。訪れると、「小野子千手観音」と表書きした袋に入れた資料をいただけます。中には、「小野子千手観音由来」(小野子自治会制作)「常総百番霊場(百観音)の由来」と、茨城教育委員会制作の「茨城の文化財 第38集」が入っています。
観音様の入口に「坂東九番札所」の石碑がありますが、この由来が「常総百番霊場(百観音)の由来」に書いてあります。また、「小野子町千手観音由来」には、1529年に小野子台の古刹、「筑波山真寿院法流寺」の観音堂にて開眼され、安産守護の観音として町内近隣の人々の信仰が篤かったこと、小田原城主、北条安房氏成が攻めてきた時に霊験を現したこと、明治の初めの廃仏毀釈にて、「筑波山真寿院法流寺」が廃寺になって、現在地に護持されてきたことなどが記載されています。
「小野子観音堂公民館運営委員会」とありますが、その通り、観音堂と小野子町公民館は併設されています。観音堂と一つ屋根の下に「公民館」部分が作られています。この日は、朝から御開帳の準備をします。参拝者へおもてなしの準備もあるのです。
夜が来ると、この行事の「雰囲気」が出てきます。
入口には、子供達が作った「行灯」がいくつか下げられています。なんとも愛嬌のある作品ですが、この催しには、子供たちも参加しています。
その道を残雪に気をつけながら歩いて行くと「観音堂」正面に到着します。昼間は、扉が開けられていて賽銭箱も外に出してあるのですが、今回は、寒さのために中に入ってお参りするようにしていました。
この観音様が「安産守護」ということもあって、お参りする方には女性が多いようですが、町内行事ですから男女を問いません。
お参りが済むと、町内会の皆さんが作って下さった、「おでん」や「トン汁」などをいただいて帰ります。
こうして御開帳の夜が更けてゆきます。
下妻市新春の集い
毎年恒例の「下妻市」「下妻市商工会」「常総ひかり農業協同組合」主催による「下妻市新春の集い」に出席して御挨拶をさせていただきました。今年もたくさんの方々が出席して下さいました。
国会議員の方々にも参加していただき、それぞれに御挨拶をしていただきました。政権交代したばかりですから、みなさん、今後への抱負を語って下さいました。
私は、昨年末の総選挙の結果を受けて思うことや、現在下妻市が進めている事業などについてお話をしました。就職先確保につながる企業誘致や、そのための道路などのインフラ整備などについてです。
今後とも、市や県や国の御協力を得ながら進めてゆかなければならないが、下妻市の発展のためには、私も一生懸命に働くことをお誓いして、御挨拶とさせていただきました。
会場では、下妻市商工会や常総ひかり農業協同組合の皆様方と親しく懇談させていただき、いろいろな意見交換をすることができました。
下妻市成人のつどい
今年も下妻市による「成人のつどい」が開催されて、私もお招きを受けてお祝いを述べさせていただきました。
成人の日は、翌日14日なのですが、これは、 ハッピーマンデー制度というのができて、「国民の祝日」の一部を従来の日付から特定の月曜日に移動させる法改正があり、「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」(平成10年法律第141号)によって成人の日及び体育の日が、「国民の祝日に関する法律及び老人福祉法の一部を改正する法律」(平成13年法律第59号)によって「海の日」及び「敬老の日」が、それぞれ月曜日に移動したことによります。
週休2日制が、公務員や中規模以上の企業を中心に広まった今日、月曜日を休日とする事によって土曜日・日曜日と合わせた3連休にし余暇を過ごしてもらおうという趣旨で制定されたそうです。
私達の年代までは、1月15日は、成人式、と育ったので、いまだに違和感がありますが、今年に限っては大当たりです。13日は、暖かい晴天となりましたが、翌日の「成人の日」は、雨、雪の荒れた天気になりました。なにしろ、新成人のみなさん、着飾って出席されますから、参加者も気が気ではないのが、「空模様」なのです。
当日は、受付開始前から会場に集まり始めた新成人、あちこちで記念写真や久しぶりに友達と会ってのおしゃべりと盛り上がっていました。
ところで、成人と認められる儀式は、江戸時代からあったそうです。成人と認められる条件は、男は、米1俵を担げること、女は、テニスコート8面分くらいの田んぼの草取りを一日で終わらせること、だったそうです。これができれば、二十歳にならなくても、11歳から19歳くらいなら「成人と認められた」そうです。ちなみに、ですが、男子は成人と認められると「ふんどし」着用が許されたそうです。今のように一斉に二十歳になったら、ではなくて、「ちゃんとできるようになれば」が条件だったところが面白いと思いませんか?
私は、昨年の「成人のつどい」では、中国の諺「井戸を掘った人を忘れるな」を引き合いに出し、新成人をこれまでにして下さったご両親、諸先輩への感謝を忘れてはならないこと、また、いくら外観を良くしても、重要なのは「内面」を鍛えること。
そうすることが、これからの厳しい大人の社会を生き抜いてゆくための方策だ。という御挨拶をしました。今年も同様のことを申し上げて、御挨拶とさせていただきました。
一通りの式典の後で、「恩師へのインタビュー」のアトラクションがありました。新成人の通った中学校の先生にいろいろインタビューをして旧交を温めよう、という趣旨です。
私も市議会議員さんたちと一緒に拝見しました。
新成人にも大うけのアトラクションでした。
最近の「成人式」は、振袖を着たり、スーツ姿で着飾るのが「ステータス」で、あとは、たまにしか合えない友達に会えるよね、が成人式の「意義」になっているじゃないか、という御意見もあるそうです。
でも、それだけでも開催する意味があると思いました。若い皆さんが一堂に会した、晴れ晴れとした姿を拝見しながら、私は、そう思いました。
下妻市消防出初式
出初式(でぞめしき)とは、日本の消防関係者により1月初旬に行われる、いわば「仕事始め」の行事で、消防出初式(しょうぼうでぞめしき)とも呼ばれます。「出初式」は、新春恒例行事の一つで、新年の季語にもなっているそうです。江戸時代の万治2年1月4日(1659年2月25日)、江戸の上野東照宮で定火消によって行われた出初が、そのはじまりだそうです。
今年も、下妻市役所本庁舎南側駐車場(第一会場)と下妻市民文化大ホール(第二会場)で開催されました。点検や分列行進が第一会場で、その講評や各種の表彰が第二会場で行われ、下妻西口通りを第三回会場として「観閲」が行われました。私は第一、第二会場に出席しました。
八時半に出初式が開始されました。まず、「一日点検官委嘱」を行い、今年は、宗道小学校四年生の関根翔大君と小林美咲さんに、一日点検官をお願いしました。その後、この一日点検官と一緒に私達も消防団員の「服装点検」を行います。
天気はとても良いのですが、何しろ早朝。皆さん、コート持参の出で立ちです。それでも、消防団員の皆さんは、元気いっぱいの「分列行進」でした。
下妻市が発行している「下妻市について 平成22年度版」によると、火災は、一ヶ月に3.1件、救急車の出動は、1日4.1件となっています。ちなみに、消防隊員一人が、市民596人を守っていることになります。だから、こうして出初式をしている間にも緊急出動となっても不思議ではないのです。幸い、何事もありませんでしたが、こういう弛まぬ訓練をしておかないと、いざという時の働きはできません。
第二会場に移っての式典では、そうした団員の表彰式もありました。なかでも、「下妻婦人防火クラブ」が、優良民間防火組織クラブ員として表彰を受け、「永年勤続団員の妻女に対する」感謝状が、団員の妻女に送られました。団員の夫を妻が良く支えてきた、そういうことに対する感謝状です。
今回の式場には、千代川中学校吹奏楽部の皆さんが参加して下さって、国旗掲揚や賞状授与時に演奏して下さいました。
一昨年に起きた東北大震災の時もそうですが、昨年5月のつくば市北条の竜巻、大雨による堤防決壊の恐れなど、消防団員の方々には、大変活躍していただいています。私達がそうした災害から安心して生活できるためには、消防の皆さんのお力に頼らざるを得ません。本年も、いっそうの訓練・研鑽をしていただいて、私達を守っていただきたい。私は、来賓の御挨拶の中で、そういうお願いをしました。
こうして第二会場の式は閉式となったのですが、その後で、前出、千代川中学校吹奏楽部の皆さんからのアトラクションがありました。いろいろな曲を演奏して下さり、式場の皆さんを楽しませて下さいました。